ちょっとネットで検索すれば些細な情報まで出てきてしまう社会になりました。

でも、ネットではピンポイントで検索をかけないと情報が得られません。

それはそれですごく便利だし、使い勝手がとてもよいのですが、本屋さんでずらりと並んだ本の背表紙を眺めながら思いもよらぬ本に出会ったような、偶然に起こる意外な出会いがほぼないと言って間違いないでしょう。

知らない情報(ちょっと矛盾を含んだ表現になりますが)は検索できないのです。

それでは、寂しいじゃありませんか? 出会える情報が狭くなって、偏った情報にしか出会えなくなります。

そこでデジタルの世界から出発しても、なるべく偶然の出会いが多くなるにはどうすればよいかということを考えてみました。

連想を働かせて検索をする

知っている情報をそのまま検索窓に打ち込むのではなく、すでに自分の持っている情報と結びつけて連想(こうではないかと仮説をたてながら)することによって、人とは違う情報に接することができると思います。

アナログ的な検索を活用する

検索する時には、欲しい情報の精度を上げるために、普通は複数のキーワードを検索窓に打ち込んで検索すると思いますが、より抽象的な漠然としたキーワードだけで検索をかけてみて、出てきた情報を片端からチェックしていくと、思わぬ情報に出会うこともあります。

図書館の蔵書の検索をしてみる

私が一番、好んで使っているやり方は、図書館の蔵書検索です。

どこの図書館でもよいのですが、読んでみたい本が出てきた時にすぐに借りられるお近くの図書館の蔵書を検索するのが、思わぬ発見があり、おすすめです。

最近は、ほとんどの図書館で蔵書をネットで検索できるようになっています。

お住いの自治体が運営している図書館や近郊の図書館であれば、すぐに本を借りることができるでしょうから、その範囲の図書館の蔵書検索をしてみて下さい。

蔵書検索の仕方

検索の仕方は、もちろん書名でするのではありません。それでは、検索窓に打ち込んだその本が出てくるだけですから。

フリーキーワードで検索しましょう。

それこそ、あなたの気になっていることや、調べたいことに合わせたキーワードを1語だけで検索をかけ、出てきた書名を、私は出版年度順(降順)に並べ替えて、新しい本から題名を見ています。

書名をクリックすれば、本の内容が簡単に紹介されていますので、興味のある本はどんどんチェックしておいて図書館へ行きましょう。(行くまでに貸出中や探し出せないような本もたまにありますので、少なくとも十冊くらいはリストアップしておきましょう)

その本を探し出す過程で、他の魅力的な本にも出会えると思います。

そうやって、ネット以外も情報にも触れるようにしておくと、自分の新たな興味や好奇心をかきたてられる情報が入ってくるようになります。