米や麦にはない芋焼酎だけにしかないブランデーの香り成分

芋焼酎をいまだに敬遠している人がいますが、その原因はあの香り(臭い)でしょう。しかし現在販売されている芋焼酎で、臭い芋焼酎などありません。

あの臭みって、原材料の選別や管理が行き届いてなかった昔の話です。傷んだものや鮮度の悪い材料が使われた時にあの臭いが出てしまうのです。

現在作られている芋焼酎では、原材料の品質管理が行き届いており、そういったことはまず起こりません。傷んだ部分は排除されますし、そもそも鮮度が落ちてしまった芋は使われません。

そのような酒造会社の努力もあり、香り(臭み)の問題は現在では解消されていると考えてよいと思います。

芋焼酎にしか含まれていない、香りの成分(MTA:モノテルペンアルコール)があります。

この香りの成分は、麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎、泡盛などには含まれていないもので、ブランデーでは、葡萄の皮から抽出される成分で、この成分が、フルーティな香りの元となる成分です。

この成分が含まれていることによって芋焼酎は、他の原料から作った焼酎にはない独特のフルーティな香りを持っているのです。

芋焼酎がダメなら焼き芋焼酎を飲んでみれば

通常の芋焼酎は、蒸した芋を原料に使いますが、蒸した芋ではなく、焼いた芋を使ったのが、焼き芋焼酎です。

では、蒸すと焼く。それぞれの焼酎の味の違いはどういった感じでしょうか。

通常の芋焼酎はすでにお分かりかと思いますので、焼き芋焼酎の味をお伝えしてみましょう。

焼き芋の香ばしさが焼酎にも残っており、焼酎を含んだ瞬間からその香ばしさを感じることができます。

焼きすぎると雑味が出てしまうことになるのですが、逆に焼きが足りないと、特徴である香ばしさがなくなってしまいますので、さつまいもの焼き具合が非常に大事になってきます。

使われるさつまいもは、鳴門金時、ベニアズマ、種子島紫芋、コガネセンガンなどの甘みの強いさつまいもを使って、芳醇な味と香りを出していますので、蒸した芋で作られた焼酎よりも焼き芋で作られた焼酎の方が香りや味が濃く感じられます。

それじゃ、芋焼酎を飲めななかったら、よけいにダメじゃん!

いえいえ、種子島紫芋を使って作られた焼き芋焼酎は、芋焼酎が苦手な方でも飲みやすく仕上がっていますのでおすすめです。