体幹と言えば身体の胴体のことだと、ぼんやりと思ってはいても、では具体的にはどこ? という問いに応えられるでしょうか。具体的な体幹とは、胸、腹、背、腰のことです。この体幹を鍛えることで、さまざまなメリットがありますが、その中でも気になるダイエットに焦点を当ててみていくことにしましょう。

代謝から考える理想的なダイエットとは

そもそもなぜ太るのでしょうか?

「そんなこと、わかりきってるじゃない!」という声が聞こえてきそうですが、この機会に認識を新たにして、原因をしっかりと理解し、ダイエットに活かせるようにしましょう。

消費カロリー<摂取カロリー 1日の食事が、このようなバランスになっていると太ってしまいます。運動を頑張ったとしてもそれ以上に食べすぎてしまってはいけません。

※ 単にカロリーばかり意識を向けるのではなく、栄養バランスも考えた食事内容にすることが大切です。

安静にしていても消費される、生きていく上で必要なエネルギー消費のことを“基礎代謝”と言います。これはよく聞く言葉だと思いますが、基礎代謝量は、筋肉量に比例しますし、年齢や体格によっても基礎代謝量は変わります。

基礎代謝の他にも生活活動代謝と食事誘発性体熱産生があります。

“生活活動代謝”とは、その名の通り、生活に関する全ての活動に必要なエネルギーのことです。

肉体を動かすためのエネルギーはすべて生活活動代謝ですから、ランニングやウォーキングなどの運動や掃除洗濯などの家事に要するエネルギーもこれに当たります。

“食事誘発性体熱産生”とは、栄養素の分解時に発生する熱代謝のことです。つまり食べた食物を消化していく過程で必要なエネルギーのことです。

なので、同じ量の食事をするのならば、できるだけ回数を増やしたほうがこの食事誘発性体熱産生を増やせるので、一日一食よりは一日三食よりは一日五食の方がエネルギーを消費するということですね。

これらの3つの代謝をうまく上げることができれば太ることはありません。

ですから、基礎代謝量を上げるために筋肉量を上げ、生活活動代謝を上げるために身体を動かし、食事の回数を小分けにして回数を増やして食事誘発性体熱産生の回数を増やすと理想的なダイエットができるはずです。

体幹を鍛えることで上げられる代謝は?

体幹を鍛えることで上げられる代謝は“基礎代謝”です。

“基礎代謝”は筋肉量に比例しますから、体幹を鍛えて筋肉量を増やすことができれば基礎代謝が上がってそれまでより消費エネルギーが多くなります。

もちろん体幹の筋肉だけではなく、脚や腕の筋肉を鍛えても同じ効果があります。

体幹を鍛えることにより得られるメリットはダイエットだけじゃない

胸、腹、背、腰が体幹を構成する部分ですが、これらのインナーマッスルを鍛えると、手脚を使う、立つ、歩く、座るなどの基本動作なでがしっかりとできるようになるので、身体がスムーズに動かせるようになり、それにともなって運動の能力が向上します。

それ以外にも

●姿勢が良くなる→肩こり、腰痛など身体の歪みからくる悪影響がなくなる
●お腹が凹む→見た目が美しくなる
●腸などの内臓が活発になる→便秘の改善
●血行の促進→冷え性や肩こりの改善、代謝アップ
●腰回りが安定→腰痛の改善

などのメリットが多くあります。

まとめ

●体幹トレーニングで筋肉量をアップすれば基礎代謝量が上り、ダイエットに効果がある

●人の3つの代謝をうまく利用することによってダイエットをより効果的にできる

●体幹を鍛えることは、ダイエットに留まらず、多くのメリットがある